コンテナ船の大型化への対応が進む
飛島ふ頭南及びNCBコンテナターミナル
飛島ふ頭東側の3つのコンテナターミナル(飛島ふ頭北、NCB、飛島ふ頭南)においては、北米航路や東南アジア航路等の貨物を取り扱っており、船型に応じて水深10m~15mの岸壁を効率的に利用しています。
コンテナ船の大型化に対応するため、飛島ふ頭南コンテナターミナルでは、ガントリークレーンを17列対応から20列対応に大型化しています。また、NCBコンテナターミナルでは、2017(平成29)年度よりR1・R2バースを水深12mから15mの耐震強化岸壁に改良する工事が進められており、その第一弾として22列対応のガントリークレーンを備えた新R1バースが完成し、2022(令和4)年10月に供用開始しました。現在、R2バースの改良工事が進められており、引き続き、コンテナ物流機能の強化を図っていきます。
飛島ふ頭東側コンテナターミナル
飛島ふ頭北(W90/W91/W92) | NCB(R1/R2/R3) | 飛島ふ頭南(W93/W94) | ||
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岸壁(耐震)延長 | 620m | 900m | 700m | |
バース水深 | 10〜12m | 12~15m | 15m | |
ターミナル面積(岸壁・エプロン含む) | 170,556m2 | 289,410m2 | 225,732m2 | |
蔵置能力 | ヤード | 2,862TEU | 5,125TEU | 4,376TEU |
(うち、検査ヤード等GS) | 税関・植検、危険物、冷凍 | |||
冷凍コンセント |
110口 | 189口 | 135口 | |
ゲートハウス | レーン数 | 搬入2レーン 搬出4レーン |
搬入10レーン 搬出5レーン |
搬入4レーン 搬出6レーン |
ガントリー クレーン |
基数 | 3基 | 6基 | 6基 |
定格荷重 | 30.5t×3 | シングル40.6t、ツイン61.0t×2 40.6t×2、30.5t×2 |
40.6t×2 シングル40.6t、ツイン61.0t×4 |
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アウトリーチ | 36m(13列3段) 37m×2(13列5段) |
61m×2(22列8段) 48m×2(17列5段) 44m×2(16列4段) |
48.5m×2(17列6段) 56.0m×4(20列8段) |
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レールスパン | 17m | 17m、28.3m、30.5m | 30.5m | |
借受者 | R1、R2:(株)商船三井、 日本郵船(株)、川崎汽船(株) R3:名古屋ユナイテッド コンテナターミナル(株) |
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寄港航路状況 | 北米、インドシナ、 シンガポール、 インドネシア、中国 |
北米、フィリピン、 インドシナ、バンコク、 シンガポール、韓国、 ナホトカ |
インドネシア、 シンガポール、中国 |
当社は、平成27年4月1日より、特例港湾運営会社として飛島ふ頭北・南コンテナターミナルの管理・運営を行ってまいりましたが、平成29年9月1日からは港湾運営会社である名古屋四日市国際港湾株式会社から同ターミナルを借り受け、引き続き当社が同ターミナルの管理・運営を行っています。
更に、平成29年11月以降、港湾運営会社である名古屋四日市国際港湾株式会社が整備した飛島ふ頭南6号起重機(ガントリークレーン)から始まり、順次2号、1号、3号を同社より借り受け、供用を開始しました。
飛島ふ頭北・南コンテナターミナルの岸壁、荷役機械、電気施設に関しましては、下記の約款に基づきご使用頂くこととなりますので、内容をご確認の上ご使用下さい。
飛島ふ頭北・南コンテナターミナル港湾施設約款 令和3年4月1日施行 | |
飛島ふ頭北・南コンテナターミナル港湾施設約款の一部改正について | |
使用料金表 平成27年4月1日施行 | |
令和5年度請求書発送予定表(岸壁使用料) | |
令和6年度請求書発送予定表(岸壁使用料) |