名古屋港は、自動車、工作機械、航空宇宙産業など、世界的なものづくり産業が集積する中部圏を後背地に抱え、今日では我が国を代表する国際貿易港に成長しております。
当社は、前身である財団法人名古屋フェリー埠頭公社の時代を含め、50年にわたり、名古屋港のコンテナターミナルやフェリーターミナルの整備・管理運営を通じて地域経済発展の一翼を担ってまいりました。
平成29年5月には、国際コンテナ戦略港湾政策のもと、伊勢湾を一元的に管理運営する主体として、名古屋四日市国際港湾株式会社が設立され、同年9月、当社は会社分割により、同社に対しコンテナ事業の一部を承継いたしました。
こうした中、当社はこれまでに培ってきた知識や経験、ノウハウを最大限に活かして、名古屋四日市国際港湾株式会社と連携してコンテナターミナルの管理運営を担ってまいります。また、フェリーターミナルにつきましても引き続き管理運営を担い、利用者への一層のサービス向上とコスト低減に努めてまいります。
また、国や港湾管理者、港湾関係者、地元経済界の皆様方とも連携しながら、港湾を取り巻く様々な課題にも臨機に対応するとともに、お客様にとって利便性と生産性の高い港づくりと地域経済の発展に積極的に貢献してまいります。
引き続き、皆様のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
名古屋港埠頭株式会社
代表取締役社長
河合 伸和